心因性頻尿の話②
みなさんこんにちは。 まじめです。
今回は通院し始めるところから書いていきます。
~いざ精神科へ~
常に残尿感がある状態は治らず
苦しい思いをしながら大学に通っていました。
トイレも1日10回以上行っていました。
家より大学で症状が強くなったので
「慣れない環境で緊張や不安が強いから頻尿なんじゃないか」
と考えた私は精神科に行くことにしました。
今考えると、精神科ではなく心療内科や泌尿器科から行けばよかったと思います。
しかし当時は
「泌尿器科はお年寄りが行くところ」
「若いのに泌尿器科に行くことが恥ずかしい」
「精神科と心療内科だったら内科が入ってない精神科のほうが詳しそう」という思込みがありました。
本当に恥ずかしいです…
話を続けます。
精神科に行き医師に
「講義中にトイレに行くことが心配で休み時間ごとに行ってたんですが、常に残尿感がある状態で困ってます」と伝えました。
「心配が強いので抗不安薬を出しますね」と言われ投薬治療が始まりました。
薬を飲み始めたのですが
少しよくなったかな程度であまり変わりませんでした。
薬があっていなかったのだと思います。
私がこの病気で1番苦しかったことは常にトイレを気にしなければならない事でした。
トイレのないバスや電車、車全部緊張する場面になりました。
友達に「雨が降ってるから車で送ろうか」と言われても断る。
トイレがある場所をなるべく通りたいので遠回りする。
遊びに誘われても「もしトイレに行きたくなったら」と常に考えて楽しめない。
頭の中は常に”トイレ”です。
友達には恥ずかしくて相談できず家族に話すと「気にしすぎ」とあまり真剣に思ってもらえずつらい思いもしました。
こんな状態から”やっと…やっと抜け出せる”と思い込んでいた私はものすごく絶望しました。
今回はここまでとなります。
ここまで読んでいただきありがとうございます。